■ 国際コラボのインパクト PerfumeとOK Goがコラボ曲を制作、カンヌポスター賞アニメの主題歌に

http://natalie.mu/music/news/171442

 

「広島出身テクノポップ・ユニットPerfumeのMVに、1999年結成シカゴのインディー・ロックバンドOK Goが出演。同曲は、MXテレビのアニメSUSHI POLICEの主題歌に決定」というニュースだ。悪意があってこんな書き方をしているワケではない。”国際ブランド力”を、説明したいと思っている。では。

 

「WORLD TOUR 2014の成功を収めた世界初の日米同時公開映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』を控える”Perfume”の新曲「I Don't Understand You」は、グラミー賞”Best Short Form Music Video”受賞米国ロックバンドとのコラボ曲!「OK Go×Perfume」名義のMVでの共演が実現!! 2015年度カンヌ国際映画祭The Hollywood Reporter選出フィルムマーケットTHE 2015 CANNES POSTER AWARDS受賞「SUSHI POLICE」主題歌に決定!!!!」などと。

 

実は、この手の”国際ブランド商法”が通用するのは、日本と韓国くらい。自国内に国際ローカル支社が多数存在する主要各国においては、「国際ブランド情報を混ぜて”価値依存”が過ぎる!」と批判され、評価は地に落ちる。日本は、自国製作コンテンツを自国限定消費するだけで収支が安定してしまう”エンターテインメント大国”がゆえに、未だにこのような”国際ブランド依存商法”が通用してしまう。情報通が増え始めた今日、猶予はあと4年だろう。よって最も伝えたいことは、わたしが本件の記事に胸躍り、Perfumeの活躍を大応援している、というコトだ。 [ エドリード・ジャパン編集部 / EDL-editorial dept.]