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「1位:野村ホールディングス」アベノミクスによる株高で特に、リテール部門の好調が続いている。1年間で100万円近く増加。ココまでは想定通り。以下が特徴的だ。「2位:TBSホールディングス」平均年齢51.3歳と高齢化、父親より高齢なオジサン集団が創る番組に、女子中高生が夢中になれるだろうか。「8位:スクウェア・エニックス・ホールディングス」ゲーム市場の低迷で暗雲もあったが、VR、ARの市場始動と急拡大で好機か。「21位:サンバイオ」再生細胞薬を開発する会社。社員わずか13名!医療の最先端は強い。「13位:電通」民放テレビ局の社員数10倍!なんだか怖い。
「99位:東宝」でようやく、日本第1位の映画スタジオがランクイン。こんなに少ないとは残念だ。日本映画が国際マーケットで戦うには、収入にも夢のある魅力的な環境を整備してもらいたい。平均年齢が30代に下がったのは素晴らしい。「357位:サイバーエージェント」平均年齢30.7歳で最若。「467位:ミクシィ」平均年齢31.8歳。
チョット待って欲しい。平均年収トップ企業ランキング500社で、平均年齢20代が”ゼロ”!この国のサービスや商品の購買層が高齢化するのは当然だ。マーケットを牽引している(いた?)民放テレビ各局はそれでも、Top10中4社がランクイン。全く踏みとどまれない右下がりの業績を反映していることを鑑みれば、断崖絶壁から突き出た雪庇に立つようなスリリングさだ。アンバランスマーケット日本に、未来はまだ見えない。 [ エドリード・ジャパン編集部 / EDL-editorial dept.]